メンテナンス・修理


カラクイ(糸巻き)が折れてしまった・弦が切れてしまった、などは比較的わかりやすいトラブルです。

三線のメンテナンスってたとえばどんなこと?と思われるかもしれません。こんなことはありませんか?


*カラクイがうまく止まってくれない。

*カラクイがかたすぎて回せなくなった。

  →カラクイの調整・削り直しが必要かもしれません。

*弦が上の方で頻繁に切れる。

*必要以上に弦が棹に触れてビビリ音(雑音)が入る。

  →唄口とウマがあっていないかもしれません。


その他の悩み・疑問もどうぞご相談ください◎

☆修理メニュー(材料費は別途かかります)

 チル(弦)交換・・・無料

 カラクイ(糸巻き)削り調整・・・1本あたり¥500

 唄口削り調整・・・¥1,500

 ティーガー取り付け・・・¥500


☆外部委託修理

 ぶ当て(棹の角度調整)・・・¥3,000〜(状態によって要相談)

 棹の塗り直し・・・¥8,000〜

 棹の修理(修繕+塗り直し)・・・¥15,000〜

 皮の張り替え・・・人工皮:片面¥5,000(両面¥10,000)

         二重張り:両面¥25,000〜(片面要相談:表/裏で皮のランクが異なります)

       本皮一枚張り:両面¥30,000〜(要相談)

三線のために普段からできること


☆できるだけ毎日弾く。

 特に蛇皮の場合「ティーアンダ」といって手の脂が自然と付くことが、皮の質を保ちます。


☆直射日光やクーラーの風の当たらない、風通しの良い場所に置く

 三線は普段はケースから出して、倒れないようにスタンドなどに置きましょう。

 三線だけそのまま立てかけると、倒れてカラクイが折れたりする危険性がありますのでご注意。


☆弾き終わったら、柔らかいクロスで拭く。

 棹やカラクイについた皮脂などを、柔らかいクロスで軽く拭き取りましょう。弦は緩めなくて大丈夫です。


☆(本皮一枚張りの場合)皮が破れかかっていないかたまにチェックする。

 皮は生きています。本皮一枚張りの皮は湿度や弾く頻度によって変化し、破れる前段階ではウロコの間が白くなってきます。その場合早めにアロンアルファなどの接着剤を少量つけておくと破れにくくなります。